非常食・保存食も数々の種類が登場しています。アルファ米は昔からありますが、乾燥餅(水戻し餅)って聞き馴染みのない人もいいのではないでしょうか?本記事では長期保存ができる乾燥餅(水戻し餅)を実際に食べてレビュー!備蓄食料探しの参考にご覧ください。
乾燥餅(水戻し餅)ってどういうの?
箸や水が不要!
乾燥餅は水で戻して食べられることから、「水戻し餅」とも言われています。保存期間は5年と非常食の中ではかなり長い保存期間になっています。餡子などの付属する味付けも水で戻します。
戻し水が同封されている商品がほとんどなので、予備で水を持つ必要もありません。災害時はもちろん、キャンプや登山などの軽食としても持ち運びしやすいです。
乾燥餅(水戻し餅)を実際に食べてみた!
容器は1つだけ!餅は3つずつ食べよう
パッケージ裏に書いてある説明では「最初に3つの餅を水で戻し、戻さない餅は別の容器に入れておけ」とのこと。容器なんて一つしかないので、開けた包装に入れるしかない。(災害時や外出時を想定)
水の量は40cc(半分)を入れると記載があるが、半分なんて測れる術がない。急に細かい数値を言わないでほしい。とりあえず餅を水に戻せば良いのだから浸るくらいがちょうど良いかな?と思い、浸るくらいとしました。
結果的に浸るくらいがベストと判明!
1分放置するとあっという間にモチモチに。箸にくっつく感じとか完全に餅。
空きスペースに顆粒餡子を入れる
説明書では開いたところに餅を別皿に移動させて、あらためて餅を作りましょうと書いてあるが、そうなると容器が足りないことに気づくはず。
おいおい、顆粒餡子を作る場所はどうすんだい
ということでまずは、容器2箇所のうち1箇所に顆粒餡子を入れて溶かしていきます。
水5ccを入れて〜と書いてありますが、無視してOKです。(計測できる物ないので)少しずつ水を加えてジャリジャリ感がなくなる程度にかき混ぜていきましょう。
完全なドロドロ餡子にする事はできません。おしるこレベルの餡子に戻ればOK!
餡子もできたら実食!
餡子も溶かし終えたら食べることができる。よく絡めて食べると完全に餡子餅。見た目はおしるこを食べている感覚に近い。餡子も甘味がしっかりあり、美味しい。
食べ終わったら餅のスペースに余った乾燥餅を置いて再び水に浸して戻そう。
乾燥餅(水戻し餅)を食べた感想
美味い!が少ないかも
乾燥餅は知育菓子のように遊び感覚で作れ、味もおしるこみたいに食べやすく思った以上に餅だったので美味しいです。しかし、6個食べてもお腹いっぱいとはなりませんでした。
少食の方や子供は一袋で満足するかもしれません。しかし、成人男性の場合、小腹を満たす程度にしかならないため、非常食でご飯の一食分としては心もとない印象です。
おやつといった感覚に近いので非常食として加える場合は、軽食や癒しの一品として捉えておくのが良いかもしれませんね。
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