防災用品はしっかり準備!ケチらない!
地震や嵐は突発的にやってくるため、いつ被害に遭うか分かりません。そのため、防災用品は日頃から整えておく必要があります。また、大きな災害の時は配給が必ずしもすぐに行われるとも限りません。
そのため、用意しておく食料品や飲料水の数などもケチることなく、災害に遭遇してもできるだけストレスフリーに過ごせるようにする必要があります。本記事では自宅で必要な物、持ち出しで必要な物、日頃から持ち歩くべき防災グッズを紹介しているので参考にご覧ください。
災害対策グッズ本当に必要な物:8選【自宅に常備】
備蓄水・飲料水
災害時はライフラインが止まってしまう可能性が十分にあります。中でも生きていくために「水」は欠かせないものです。人間が1日に必要とする水分量は35ml×体重とされており、だいたい1日あたり2L〜3Lになります。
1日3L × 3日 = 9L |
9L = 2Lペット約5本分 |
家族3人なら3ケース分の飲料水を確保 |
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ライフラインの復旧や物資提供の期間までを考慮して、最低でも3日分の飲料水は確保しておきたいところ。水の賞味期限が製造から2年ほどなので定期的に新しいものと入れ替える必要もあります。
あらゆる場面で使える備蓄水も
ライフラインがストップしている状態は水道水を飲むだけでなく、「トイレの水を流す」という行為も行えません。したがって、トイレの水を流すためにも飲料水とは別に水を確保しておく必要があります。
あらかじめ水道水をタンクに入れておき放っておくだけOK。雨水タンクを外に設置するというのも一つ。また、浴槽に水を溜めたままにしておくというのもおすすめです。
非常食
災害時はガス、電気が使えないことを考慮して調理する必要のないレトルト食品を常備しておくことをおすすめします。カップラーメン、レトルトカレー、パックご飯、缶詰、乾パンやカロリーメイト、野菜ジュース(常温保管可)といったものを揃えておくのがベスト。
こちらも水と同様に人数×3日分は用意しておきましょう。可能であれば1週間分のストックがあると配給が仮に止まってしまった時も安心です。
水だけで戻るアルファ米もおすすめ
パックご飯を食べられる状態にするにはお湯を沸かす必要があります。カセットコンロがあればお湯を用意することができますが、アルファ米は水を入れて放置するだけで食べられる状態にすることができます。
お湯を沸かせる状態にない場合も想定されますので、確実に食べられる状態にできるアルファ米の方が安心です。
医薬品
持病を持つ方は指定薬を用意しておくことは必須。持病がなくても怪我やストレスによる体調不良に対応できるように頭痛薬(痛み止めとして使える)や胃腸薬、整腸剤、絆創膏、消毒液(オキシドールなど)といった基本的な薬は揃えておきましょう。
ビニール袋(料理用ポリエチレン袋)
コンビニなどで貰えるビニール袋もあれば良いですが、できるだけ新品の綺麗なビニール袋を購入しておくと良いです。大怪我をした際には傷口を隠す手段として使えたり、ビニール袋を使って米を炊くこともできます。(米を炊く場合は、熱に強い料理用ポリエチレン袋が良い。)
ガスコンロセット
ガス、電気が使えないと水を温めるということができません。レトルト食品によってはお湯がないと食べられないものもありますよね。そういったことに対応できるようにガスコンロは用意しておきたいところ。
使い捨て食器
水道が止まっている場合、食器を洗うことができません。紙皿や使い捨てスプーン、フォーク、割り箸は用意しておきましょう。普段からコンビニでもらうスプーンやフォークなどもストックしておくといざという時に役立つのでおすすめ。
衛生用品
昨今ではコロナウィルスもまだまだ衰えることがありません。「水道が使えない=自身を綺麗な状態に保てない」といっても過言ではありません。健康状態を良好に保つためにも消毒液、除菌シート、ボディ洗浄シート、歯磨きシートといった物も用意しておきましょう。
照明器具・電池
電気が使えないと夜は何もできません。電気ランタンや光量の高い懐中電灯は用意しておきましょう。いざという時に使えるように電池のチェック及び電池のストックは常備しておきましょう。
モバイルバッテリー:充電器
電気が通っていない場合、スマートフォンの充電が行えません。スマホはニュースの確認や非常時の電話、緊急地震速報を受け取るのに重要です。充電されたモバイルバッテリーは2台ほど用意しておきましょう。
モバイルバッテリーは最低でも10,000mAhのものがおすすめです。ネットでは割と安く買うことができます。家族が多い場合はポータブル電源を用意しておくのもアリ。
災害対策グッズ本当に必要な物【持ち出し用】
非常食
避難所にいかなければならない場合は、あまりかさばる食べ物を持っていけないため、アルファ米・缶詰・カロリーメイトといった小型食品を揃えておくのがおすすめです。
飲料水
持ち出しする場合は2Lペットボトルを担ぐのはかなり困難です。かといって500mlペットボトルでは少なすぎるので1Lサイズの飲料水を持っていくと良いでしょう。
ビニール袋
ゴミ袋として、洗濯物を入れる袋としてビニール袋があると助かります。
雨具(レインコート)
レインコートは雨具としての活用だけでなく、防寒具としても微力ながら使うことができます。コンパクトに収納できる物の方が扱いやすいです。
常備薬・衛生用品
頭痛薬(痛み止めとして使える)や胃腸薬、整腸剤、絆創膏、消毒液といった基本的な薬は揃えておきましょう。また、手洗いやお風呂に入れないことも十分考えられるので、除菌シートやボディシートなども揃えておくと良いです。
乾燥タオルは用途が多くおすすめ
100均でも見かけることがある乾燥タオルは、飴玉のように多く持ち運ぶことができます。水を含ませることでタオルになるので身の回りを綺麗にする雑巾として使ったり、手拭きや体拭きとしても使えたり非常に便利。
照明器具・電池
足元を照らせる程度の懐中電灯は最低でも用意しておくと安心です。キーホルダータイプでしっかり照らせるものが売られているので常備しておくと夜間に自力で帰宅しなくてはいけない時などに安心です。
モバイルバッテリー:充電器
スマホはニュースの確認や非常時の電話、緊急地震速報を受け取るのに重要です。充電されたモバイルバッテリーは2台ほど用意しておきましょう。
モバイルバッテリーは最低でも10,000mAhのものがおすすめです。ネットでは割と安く買うことができます。充電ケーブルも持っておくことを忘れずに!
手帳など小ノートとペン
メモできる小ノートとボールペンは持っていた方が便利なこともあります。(非常時電話番号や移動先変更などのメモなど)また、紙とペンがあれば書き置きなどもできます。
季節用品(カイロや瞬間冷却パック)
夏と冬はエアコン、暖房器具といった家電が使える状況下であっても電力が困窮して”結果使えない”ということにも繋がりかねません。その場合、自身で体温調節をするしかありません。カイロや瞬間冷却パック・冷えタオルなどがあると、寒さ・暑さに対応しやすくなります。
携帯トイレ
トイレが使えなく、用を足すことができない場合でも携帯トイレがあれば我慢をする必要がありません。
災害対策グッズ普段から持っておきたい【日常編】
勤務先や通学先、旅先・お出かけ中に災害に巻き込まれる可能性は十分にあります。その場合、歩いて自宅まで帰らなければならないということもあるでしょう。お金を持っていてもコンビニやスーパーが機能していないことも考えられますので最低限の非常食などは持っておくことをおすすめします。
カロリーメイト
カロリーメイトは2本入りタイプと4本入りタイプの2つの種類で販売されています。小さいバックでも2本入りパックなら入れやすく、1食分には十分なのでカバンにも入れやすいのでおすすめ。(2本で約200kcal)
圧縮乾燥タオル
100均でも販売されている飴玉サイズの圧縮乾燥タオルは、水に触れることでタオルに戻すことができます。汗拭きタオルとして、怪我をしたときに拭うために使用する、マスク代わりに口を隠すといったことにも使えるため2〜3個ほど持っておくと良いでしょう。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを常に持っていると安心です。3,000mAhほどのバッテリーなら小型で軽く、持ち運びがしやすいです。日頃からモバイルバッテリーの充電をしておくことも忘れずに。
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