ポータブル電源は災害時に停電が起きた時に電力供給をする事が出来ます。本記事ではおすすめのポータブル電源をランキング形式で紹介しているほか、ポータブル電源の選び方やモバイルバッテリーで代用が難しい理由について紹介している等、今後ポータブル電源の購入を考えている方向けの内容になります。
ポータブル電源(非常用電源)とは
ポータブル電源とは、充電しておくことで他の家電製品への電力供給をする事が出来る電源装置です。ちょっとした停電やスマホの充電程度であれば、モバイルバッテリーがあれば乗り切ることが出来ますが、災害時に停電が起きた場合、復旧する時の期間が3~4日程と言われています。
また、モバイルバッテリーではテレビや冷蔵庫などの家電を起動するために必要な電力の出力が出来ない為、機能的にはモバイルバッテリーと変わりませんが、災害時への備えの場合はポータブル電源一択になります。
ポータブル電源(非常用電源)の選び方
バッテリー容量
バッテリー容量はあればあるほど、蓄電出来る電気量が上がり長期間使うことが出来ます。ただ、容量が増えていくと比例して金額も高くなります。容量の目安として、防災目的であれば1000Wh以上、アウトドアシーンなら500Wh以上が望ましいと言われています。
定格出力
定格出力とは安定した供給が出来る電力量の事です。使用する家電製品の消費電力が定格出力を上回ってしまった場合、家電製品が使えなかったり正常に動作しない場合があります。
消費電力目安 | ||||
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スマホ | ノートパソコン | テレビ | 冷蔵庫 | 電子レンジ |
25W | 25W | 140W | 260W | 1100W |
出力波形
出力波形とは波形によって使用できる家電製品とそうでない家電製品があります。ただ、大概の家電製品は「正弦波形」に対応する設計であり、よくわからなければ正弦波形のポータブル電源を購入しておけば間違いないでしょう。
ポータブル電源(非常用電源)おすすめランキング
エコフロー「EFDELTA」
バッテリー容量 | 1,260Wh |
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定格出力 | 1,600W |
大容量の1260Whに加えて、1600Wの定格出力を誇っている為、高出力な家電にも対応することが出来ます。また、給電ポートが多く最大で13デバイスを同時充電することが出来ます。よく使うType-AのUSBのポートやコンセントは数が多いことも嬉しいポイントです。
ASAGAO AS2K-JP
バッテリー容量 | 2,028Wh |
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定格出力 | 2,000W |
2,000Whの大容量と少しの距離であれば電気自動車の充電まで対応できる高出力が魅力的なポータブル電源です。またその容量にもかかわらずポータブル電源本体の充電はわずか2時間と高速充電できることも魅力の一つです。
防災製品等推奨品マークを取得しており、品質は保証されています。また別売りのソーラーパネルと合わせて使う事で、最短5時間での充電が見込める事から災害時の備えとしておすすめです。
Jackery PTB071
バッテリー容量 | 708Wh |
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定格出力 | 500W |
給電ポートが多く、最大で6デバイスを同時充電する事が出来ます。よく使うコンセントやType-AのUSBのポートの出力ポートを備えています。安全性を保証するPESマークを取得しています。ただ、容量的にはキャンプで一泊するようなレベルなので、災害のレベル次第では電力が足りなくなってしまいます。
LACITA 防沫 ポータブル電源
バッテリー容量 | 444Wh |
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定格出力 | 400W |
容量的にはキャンプで一泊するようなレベルなので、災害のレベル次第では電力が足りなくなってしまう可能性がありますが、高い防水性能を備えている為、水回りで使用できます。
容量が少ないとはいえ、一般的スマートフォンであれば30回近く充電することが出来ます。重さも5㎏程度なので持ち運びやすいです。
Goal Zero Yeti Lithium 400
バッテリー容量 | 6,071Wh |
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定格出力 | 2000W |
価格は高いですが、それ相応のスペックを誇っています。バッテリー容量は6,071と本記事で紹介するポータブル電源の中ではトップであり、大体の家電製品が使える程の出力があります。
難点と言えば、AC出力が100Vなので、使用する家電によっては変圧器が必要になる為、確認を行いましょう。
加島商事「PowerArQ mini」HTE032311A
バッテリー容量 | 311Wh |
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定格出力 | 200W |
PES適合性検査を受けており、安全に使える事からアウトドアシーンからリモートワーク等、幅広い場面で活躍出来ます。ですが、容量的にはキャンプで一泊するようなレベルなので、災害のレベル次第では電力が足りなくなってしまう可能性があります。
JVC BN-RB37-C
バッテリー容量 | 375Wh |
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定格出力 | 200W |
持ち手がついており持ち運びしやすい設計です。容量的にはキャンプで一泊するようなレベルなので、災害のレベル次第では電力が足りなくなってしまう可能性がありますが、別売りのソーラーパネルを合わせて使用する事でその問題も解消できます。
Anker「Anker 521 Portable Power Station」
バッテリー容量 | 256Wh |
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定格出力 | 200W |
Anker 521 Portableは容量がポータブル電源の中では小さい為、災害のレベル次第では電力が足りなくなってしまう可能性がありますが、コンパクトな分持ち運びがしやすく、一般的なポータブル電源と比較すると寿命が約6倍と長持ちする為、おすすめです。
PHILIPS ポータブル電源
バッテリー容量 | 1,166Wh |
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定格出力 | 1000W |
電気シェーバーで有名なフィリップス製のポータブル電源です。一般的なポータブル電源が充電から4ヶ月程で再充電が必要になりますが、パワーステーションは充電から約1年は充電不要です。また特徴としてはワイヤレス充電に対応しており、本体に乗せておくだけで充電することができ、使用する出力ポートを節約できます。
ポータブル電源(非常用電源)はソーラー充電器と組み合わせて使う
ポータブル電源はあくまでも蓄電した電力を供給するものであり、貯めた電力が尽きたら終わってしまいます。折りたたみ式のソーラー充電器は発電する事は出来ますが、蓄電が出来ないです。それぞれの欠点を補い合う事で停電からの復旧が長引いても電気を使い続けることが出来ます。
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